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佐藤雅彦 竹中平蔵 『経済ってそういうことだったのか会議』

                    経済ってそういうことだったのか会議

あの竹中平蔵と、あの佐藤勝彦がこの地球の経済をやさしくするどく解き明かす、新・経済の入門書。  (BY 帯紹介文 日本経済新聞社)


これは出た当初に買って読んでいたので再読になります^^。最近経済も知らなきゃなと思ってるんですが、実は以前からこの本買ったりと興味だけは持ってたんだなーと少し自分に驚きました(笑)まぁ2000年に出版されてる本なので、〔ダウって何?〕とか〔地域振興券〕など少なからず今更な事柄が出てきますが、経済のホント基礎の基礎を易しく穏やかな雰囲気で伝えてくれてます。ですが、経済を少なからず理解してるという方にはほとんど読むべきところは見当たらないと思われます^^。

第1章 お金の正体―貨幣と信用
第2章 経済のあやしい主役―株の話
第3章 払うのか取られるのか―税金の話
第4章 なにがアメリカをそうさせる―アメリカ経済
第5章 お金が国境をなくす―円・ドル・ユーロ
第6章 強いアジア、弱いアジア―アジア経済の裏表
第7章 いまを取るか、未来を取るか―投資と消費
第8章 お金儲けはクリエイティブな仕事―起業とビジネス
第9章 人間とは「労働力」なのか―労働と失業
終章 競争か共存か

という章に分かれていて、どこもかしこも対談形式。現在は経済博士である〔竹中平蔵〕にメディアクリエーター(あの「団子3兄弟」や「バザールでござーる」の人)〔佐藤勝彦〕が質問や疑問をぶつけて答えを知るといったような感じです。なのでお堅い経済の本というよりかは、むしろ対談集といったほうが比較的ほんわかした対談の雰囲気には合ってるでしょう。しかもこの質問側である佐藤勝彦さんは随所に図ったかのようにするどい疑問をぶつけておられ、しっかりと経済の基本を引き出してくれてるからお得です^^

時事的なことから今読んだら古めかしいものもありますが、本書で一番目からうろこだったのが〔マネー〕についてでした。貨幣とは印刷されてる人物画があるように国を象徴するものであり、実はただの〔信用〕から成り立っているに過ぎないというようなものから、小学生の頃流行った牛乳瓶のフタをお金に例えて説明するなど非常に噛み砕いてマネーとはこういうものだというのが理解できる。〔貨幣は信用によって成り立っている〕おり無意識的というか常識的に日本銀行券を信用して使ってるが、それはただの信用でしかなく日本銀行券を誰も信じなくなったらただの紙切れと同然と考えると随分お金というのものの正体が怖く映ってしまいました(苦笑)

さらに「今の日本では、サラリーマンの30%は所得税を一円も払っていない。(なぜならば課税最低限が高いから)」とか、実はエコノミクスというのは〔ギリシャ語〕のオイコノミコスから来ており、オイコノミコスというのは〔共同体のあり方〕という意味であるという一文などは少なからず驚いてしまいます。

また興味深かったところがあって、それが竹中さんのいう〔人頭税〕の一本化。これは〔鉄の女〕ことサッチャーも試みたようですが、見事失敗しているのであります^^;でも竹中さん曰く最良の方法と考えているようで推進派のようですが、サッチャーでも失敗したのに日本の誰が実現する力があるんだろうか?というのが正直な感想です(苦笑)


出版されて10年経過しているとはいえ、経済の部分的な入り口としてはすごく判り易く堅苦しくないので経済が難しく映らないで咀嚼できると思います。経済とは共同体、日本に住んでる一員ならばやはり少なからず知っておかないといけないなと改めて思います。『フェアプレーの経済学』とか『フー・イズ・アス?』とか読んでみたいし、ソロスの著作とかもそのうち読んでみたいです^^。


3.6 なむなむ!
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.27 2010 【本:言語芸術】 comment0 trackback0

伊坂幸太郎 『オー!ファーザー』

                    オー!ファーザー

みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。 (BY BOKデータベース 2010.03.25 新潮社刊)


『ゴールデンスランバー』『モダンタイムス』でめっきりご無沙汰になってしまった伊坂さんの最新作ですー。これは出版時期は違えど書かれたのが『ゴールデンスランバー』以前ということで、アヒルとかオーデュポン辺りの以前の伊坂さんが好きな僕にとってはやっと好きな伊坂さんが読めるぞ!と久しぶりに思った作品です^^

まず〔四人の父親が主人公にいる〕という設定が伊坂さんらしくなかなかとんでるではないですか。母親がいないとか同性愛の夫婦の養子だとかじゃなく、母親もちゃんと一人いるにも関わらず父親が四人ですからね。覗いてみたい家族構成で興味深々です。そしてその子供である主人公が政治がらみのごたごたに知らず知らずに巻き込まれてゆく感じのこれまた政治・社会性の強い作品となってました。

正直また政治色の強い作品かぁ~と思ってしまいました^^;全然政治に興味がないというわけではないんですよ、これでも社会人ですし(笑)でもね、国内の政治ものってどうもリアリティに欠けて絵空事感がびしびし伝わっちゃうんですよね。小説に必ずしもリアリティは必要なんて思わないんだけど、身近な風景や人物像が描かれているだけにリアリティに欠けるとどうもちぐはぐな感覚に襲われてしまうのですよね^^。「焼きそばの中にイチゴが入ってる!」という感覚^^;とおでる設定は魅力的なのですが、スナイパーとかでてくると〔日本の中の米国〕にみえちゃってしかたがないです^^;でもこんなこと思うのは少数派かもしれませんね(苦笑)

そういう日常生活の中の非日常的すぎる存在を除けば、これは初期作品同様に大好きな伊坂作品でした。今まで以上の強烈な個性をもったキャラがいるわけではないですが、四人の父親も多恵子も鱒二も殿様もなかなかキャラ立ちがよろしいです。四人でひがみ合うのではなく、「俺が父親でなくて誰が父親だ?」的な愛情で競い合う姿はやはり伊坂さん独特の思考の賜物でしょう。また、ミステリとしての面でもさすがだなっと思わずにはいられませんよ。伏線の職人は道尾秀介と伊坂幸太郎だなぁーと思ってしまいます^^ミステリー部、キャラ同士の対話での印象的な言葉群などは伊坂さんらしく優れたものでした。

でもやっぱ初期作品にあった行間にあるほの暗さという作品全体をとおしての哀愁漂う何かはもう消滅してしまったのですね。『ゴールデンスランバー』以前の作品であれど、本書の時点ですでに伊坂さんしか持てない明かりの中に佇む影はなくなったようで残念です^^。自身も作風が変化してるようなことをあとがきでも述べられてますし、もうこの好意をもてる影なるものは戻ってこないと思うと少し寂しくもあります。ですが、エンタメ特化して皆に受け入れられる雰囲気でいくのもこれまた一興だと思います^^



3.6 なむなむ!
.25 2010 【本:伊坂幸太郎】 comment2 trackback0

佐藤鉄章 『隠された邪馬台国 ~ついにつきとめた卑弥呼の都~』

                    hsfh 013

タイトルにあるように〔邪馬台国〕についての本です。この本を検索してみても記事や内容を記したものはおろか、紹介文すら出てこないようなマイナーな本のようです(苦笑)なので紹介文はなしで^^。でもこのヤケて茶色く変色したパサパサ感が好きで気に入ってる一冊となってます。なんか古本のほうが読書意欲そそられちゃうから不思議です^^。


邪馬台国といえば未だにその所在が不確かで、【近畿説】と【九州説】という二説を巡って論争が続いていて確かな統一論が待たれる歴史学の一つであります。明治時代から論争が始まって現在までまだ確固たる所在の確定がなされてないのは、ひとえにあの時代の日本にはまだ文字文化というものがなく(後の『日本書紀』や『古事記』には少し記述があるものの、内容の乏しさから信憑性なし)、現存する文献などが皆無であり、それ故確証が得られないといった流れが続いてます。ではどうやってこの二大説を論じているのかというと、これが同時代に隣の大陸に存在した〔三国志〕の【魏】などとの交流を綴った〔魏志倭人伝〕などの海外文献からの記述のみなのですね。しかし、それはそもそも3世紀前後に書かれた文献であり、現在とは記述の認識や解釈次第ではどうとでもとれちゃうような書き方がなされていて、それが〔邪馬台国〕という卑弥呼の居場所を常に揺さぶってしまってるようなのです。

確かにこれだけ昔の文献となるともう無事現存しているということだけで驚きに値する類のものなので、信憑性なども予測以外なかなかどうともできないのでしょう。しかし、本書では陳寿が残した〔三国志〕、〔魏志倭人伝〕や〔紹熙本〕や〔紹興本〕やなどを吟味し照らし合わせて辻褄を合わせた研究成果を発表したといった感じです。だけど、まず最初に記されていることというと、これが古田武彦の『邪馬台国はなかった』という著作の考察を論はすることから始まっております。ですが、歴史の授業以外で初めて突っ込んで書かれた〔邪馬台国〕に関する書物を読んだ僕にとってはイマイチこの本への論破がピンとこなかった^^。たぶん古田史学が文献を捻じ曲げて無理やり行き着かせたゴールの間違いをきっちりと正したような印象はあるけど、本書の評価も信憑性も調べられてないのでどちらが正しいのかははっきりとはわからないのが本音です(苦笑)

そもそもまず「短里法」と「長里法」や「〔韓・倭〕全方位などの考察が小難しくて読むのに時間をかけなければ素人ではなかなか納得することができない(苦笑)だけどこの確実には俯瞰できない所在不明というロマンは読んでいると楽しかったのも事実。最終的に著者は【大宰府】という大宰府付近にあった説をとってはいるが、これも可能性の提起の一つでしかないのでしょう。ですが〔畿内説〕〔九州説〕どちらに付くとかそういう読み方ではなく、これだけ多くの考古学者などが惹き付けられてしまう魅力的な謎に対する導きはとても堪能できました。〔榎一雄〕や〔古田武彦〕の説なんかも機会があればぜひとも読んでみたいと感じ、また一つ興味を持つ分野が増えてしまったなという嬉しい悲鳴を得られましたねー^^。


読了後少しこれらについて調べてみましたが、どうやら現在は〔畿内説〕が有力視されているようです。これは文献からの推測以外の物的証拠が畿内から多く出土していることからくるようです。この二代論争に終止符を打つような証拠が生きている間に発見されるのか?それもいつか知れたらいいなという想いも芽生ちゃってます^^



3.6 なむなむ!
.25 2010 【本:言語芸術】 comment0 trackback0

喜国雅彦 『本棚探偵の冒険』

                    本棚探偵の冒険

ある時は人気漫画家、またある時はミステリマニアで愛妻家、しかしその実体は------〔古本者〕だった!ポケミス求めて東奔西走、狂喜乱舞の乱歩邸、試行錯誤の豆本作り。単行本収録の座談会「嗚呼、本日も古本まみれ」をオマケに付け、マニア魂を持つすべての人に捧げる、抱腹絶倒のエッセイ集、ついに文庫化。〔集めるだけで読まない人〕が癒される一冊。  (BY 背表紙紹介文 双葉文庫)

職業は漫画家のようですが(漫画未読^^。)、どうやらミステリ系の蒐集家でもある喜国さんの蒐集の日々を綴ったエッセイ集が本書『本棚探偵の冒険』です。紀田順一郎さんの蒐集ぶりに驚きましたが、喜国さんの熱意(いや殺意か?)にも驚きましたね^^。もはや感覚的には異星人って感じですわ(笑)

数々のエッセイが収められておりますが、ほぼすべて古本蒐集行脚の日々が綴られていて、その他に二階堂さんや有栖川さんや京極さんなどの作家さんとの逸話や豆本製作秘話なども読めます。古本屋や古書市などでの姿勢を読んでいるとやはり少なからずそういうとこへ行ったことある者にとっては著者の姿がキラキラと輝いて見えます。よくぞそこまでやれるもんだっ!的な(笑)でもやっぱり住む世界が違うので共感する箇所と共感しない箇所がくっきり別れましたね^^。絶版本は欲しいけど持ってると判ってる同じ本を二冊も三冊も欲しいとは思わないですし(苦笑)でも読んでいると文句なしに面白いんですよ。文体とかユーモアもあるんですが、たぶん〔大好きな作家がいる〕という共通項さえあれば面白く感じれるエッセイだと思います^^

乱歩邸の蔵の写真は今でもネットで見れますが、あの写真を見ただけで僕でも興奮したし、喜国さんが実際に訪問した逸話の興奮がすごく伝わってきました。なぜ乱歩記念館がないんだろう。。。あと横溝の黒背コンプリートには羨望のまなざしとともに、テンションが下がる思いも。だって今僕も集めてるのに、そんなに手に入りにくいものもあるなんてっ!(嘆)まぁ僕は喜国さんのように一日に何件も回ってお目当てのものを探すなんてことはせず、ないなら待とうな家康系買いする人なので、はなっから長期プランなのですけどね^^。あっ、そういえば「愛の往復書簡」を読んでて「ダレル・ミラー書簡集」買おうか迷ってたこと思い出したりもしましたし、〔100均の鬼〕というフレーズにはちょっぴり先輩と呼びたくなったり(笑)


読んで楽しんだという意味では今年一番心底楽しめた本となりました^^


3.8 なむなむ!
.25 2010 【本:言語芸術】 comment0 trackback0

森見登美彦 『ペンギン・ハイウェイ』

                    
ペンギン・ハイウェイ


小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。  (BY BOOKデータベース 角川書店刊)


登美彦氏2ケタ目の子供へと突入いたしましたのがこの『ペンギン・ハイウェイ』です。もう登美彦氏は著作が2ケタかぁ~とそれだけ感激いたしてしまうモリミ好きですが、2ケタに突入したと同時に何やら第二の登美彦氏へと変貌を遂げたと巷で噂になっていて、ご自身でもそう公言してましたね。「新境地、、、のつもり」みたいな弱気発言(笑)まぁ内容はどうであれ読む前からこの作品が好きなのはわかってました!だって登美彦氏の作品なんだもの^^(つまり贔屓目線以外では感想書けないということなのでご注意をくださいませ)。

いやぁ~参った参った。これはまたしても素晴らしい出来栄えではないですか!『宵山万華鏡』『恋文の技術』辺りですでに登美彦氏の第二期を迎えつつ二つ目の扉をノックしていたけど、本書で扉を一気に押し開けた感じでしたね。そしてその扉の向こうに存在した景色は今までとは違うが負けず劣らず素敵な景色が広がっていたのであります。新境地バンザイッ!!(笑)

でも本書は今までの登美彦氏の作風とは全く違い、舞台が京都でないことを筆頭にヘタレ大学生も登場しないし、モリミー造語も「ぐんない」くらいでほぼ鳴りを潜めるという結果となっており、登美彦氏の阿呆なユーモアの面が強く押し出されていた初期作品が好みな方からするとイマイチ手ごたえのない作品と思われしまうのではないでしょうか。しかーし僕は楽しんじゃえたんですよねぇ~(ニヤニヤ)もちろんモリミー造語が喪失したり京都が舞台ではなくなったという部分は正直残念でもったいないと思いはしました。が、これを省いたことによって生まれた登美彦氏の息吹があるんです。まずペンギンやジャバウォックや<海>などですが、これは引き続いて登美彦氏の魅力溢れるガジェット群ですよね。そしてこれまた引き続き魅力的であるファンタジーの要素も健在。何が真新しいの?ということこれです、科学的要素なのです。あの幻想的でファンタジックが代名詞な登美彦氏が遂に手を出したんですよ、科学の世界に!いや、本書をもちろんSF作品というつもりは毛頭ないのですが、これはその片鱗を伺わせてくれる作品であり『ソラリス』が好きと発言したことのある登美彦氏の今出せる最大限のSF寄りな作品なのだと僕は認識しております(ただし圧倒的にファンタジーの方に寄ってます。登美彦氏なりのSF寄りね)。

ペンギンやらジャバウォックなどはファンタジーな存在ですが、正体不明の<海>や未知なるものとのファーストコンタクトとしてみると、科学的根拠はないものの巷のSFに対する憧れが窺い知れます。そういったことを考慮すればあの<お姉さん>が謎のまま収束させたのも納得できるしピンとくる。そしてまた見落としガチだが<ぼく>の考察やこの<海>のルールを解明しようとする思考も論理立てて筋が通っており、スズキ君との会話で出没する<ブラックホール><ワームホール><ホワイトホール>そのほか多数の科学的配慮はSF強いては科学の世界への接触が試みられている証拠であり、ヴェルヌやレムなども嗜む登美彦氏が自作品においてSFとファーストコンタクトを行った証拠なのであります。これはSF好きでもあり登美彦氏ファンであるぼくにとっては大事件であり、かくも嬉しい出来事は層々ないもので、もはや僥倖の粋と言えるでしょう。主人公は少しアンファンテリブルに過ぎますが、この子が成長したときに同じく成長を見せてくれるであろう登美彦氏のSF世界が楽しみで楽しみでなりませぬ^^

SFSFばかり言いましたが本書はやはりジュヴナイルと一般的には認識され、ラストの場面では感動を呼び爽やかな余韻を残すような作品です。そして今までにはないくらい静かです。物語の起伏はあるし子供の冒険があったりと騒がしそうなのにサバンナで佇んでいるかのように静か。主人公の大人びた子供っぷりもあるんでしょうが、ラストを予感させる優しさが最初から最後まで包まれているんだと思います。そして男の子時代を通過した男性なら一度は経験があるのではないでしょうか?そう、年上の憧れのお姉さんです。かくいう僕も小学校低学年くらいのときに近所に憧れのお姉さんがいました。お話だけの世界のような設定ですがこういう優しくて構ってくれて憧れるお姉さんが近所に居たという方が意外と多いのが不思議です。しかも、やっぱりそのうちさよならしないといけなくなるんですよね^^。本書では少し違うお別れでしたが、なんかデジャヴをみた感じでウルウルしてしまいました^^;登美彦氏も万城目氏もジュヴナイルでウルウルさすよね~~(笑)・・・・・・・本書は今までで一番の意欲作ではないでしょうか?たとえラストがご都合主義でもファンタジーはそういうもんだハッハ~(笑)なので大満足です^^


モリミーに求めるものはそれぞれ違うと思いますし求めたものと違ったものが出てきて本書が合わなかったという方もここ数作では多いかと思います。が、僕は「モリミーにこういうのを求める」ではなく「モリミーが書いたものを求める」んです。すなわち怪奇調だろうがスラップスティックだろうが、SFだろうがあわや啓発本でろうとモリミーの脳から出現したものなら丁重に拝見し、それを必ずお気に召す自信があるんです(笑)それは盲目だといわれれば盲目ですしただの贔屓でもあるし阿呆な思い込みでもあるかも知れませんが、阿呆のしからむところなり!ですよ。なんとでもおっしゃい(笑)それでも僕はずっと好きであると思います、それが登美彦氏の生み出す3ケタ目の子であろうと(オイ)


4.8 なむなむ!
.24 2010 【本:言語芸術】 comment2 trackback1
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読書をライフワークとしております。読むジャンルは本のジャンルは基本的に小説です。特に文学、ミステリ、SFを好み。何かお薦め本があればご指南ください。リンク・コメント・TBも大歓迎ですのでどうぞよしなに^^

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