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道尾秀介 『ソロモンの犬』

ソロモンの犬


同じ大学に通う学生4人が青春の香りを漂わせて繰り広げる物語。四人の共通の大学の教授の息子である陽介の愛犬が突如暴走してしまう。リードを引いていた陽介はトラックに轢かれ死亡してしまう。この事件をめぐって、主人公・秋内静の憶測が膨らみ推理へと移行する。愛犬がなぜ突然走り出したのか?偶然現場に居合わせた友人三人とは無関係なのか?幼い友はなぜ、死ななくてはならなかったのか?一文一文から鮮烈な驚きと感動が立ちのぼる傑作ミステリー。


道尾秀介さん初読。最近はミステリーのおもしろさに目覚め、傾倒しております(笑)本書は基本ミステリーですが、青春小説として読んでもOKでしょう。もちろんミステリーとしてもいたるところにある伏線もグッドでしたし、秋内静の転倒するとこからのくだりでは最後アッっと驚かされました。う~ん、でもミステリとしてはそこまでう唸るほどの作品ではなかったかも。確かに伏線も上手かったし驚かされたりもしましたが、なにかこうスッキリしない。まだまだミステリに関して語る言葉は少ないのですが、綺麗にバチン!!と決まってくれなかったような。プロットの部分がちょっと甘い感じがしました。

自分的に静の片思いが気になって気になってしかたがなかったです( =_=)ので、もしかしたら青春小説メインでも全然いいんじゃないかと思います。で、でも静は大学生なのにちょっとウブすぎやしませんか?とツッコミたくなる箇所が多々ありましたが。だって、智佳に言う言葉を紙にメモして携帯するって(汗)中学生でもしなさそうなのに(苦笑)でも、まぁ愛すべきキャラであったのは確かです。京也はあまり好きにはなれませんでしたね~。あの冷たさといい行動といい、友達でもちょっと嫌かなぁ~って思います。まぁ、心理描写も完璧とはいいがたかったのはいなめませんが(文句ばっかw)犬のウンチクという大ヒントを静に与える間宮教授もなかなかいいキャラでした。白鳥~伊良部の血を受け継いでる系統のキャラだと思います(笑)こういうユーモラスなキャラがいると雰囲気が変わりますよね。間宮教授が謎解きに参加してからは、明るさが増した印象を受けましたし。

物語の筋はおもしろかったのですが、もうちょっと細部の描写を突き詰めてほしかったです。総合的にあっさりと読める作品だと思います。


3.5 なむなむ!


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.21 2010 【本:言語芸術】 comment0 trackback0

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