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大町陽一郎 『クラシック音楽のすすめ』

クラシック音楽のすすめ


音楽に感動するとは、どういうことなのか。どの作曲家の、どの作品から始めたらいいのか。どの指揮者・演奏家がすぐれているのか。音楽をより身近なものに、と願う著者が、自身の豊富な音楽体験をとおして、クラシック音楽のもつ醍醐味を語り、鑑賞に必要な基礎知識を教える。  (BY 本書紹介文  講談社現代新書)


クラシック音楽に限らず、音楽というと僕の中では「知識を得てから聴くもの」ではなく、「聴いているその過程でいろいろな知識が付いてくる」というものだった。中学の頃からバンドをやったり駅前で弾き語りをやったり、もちろん家でレコードやCDを聴いたりもしていたし今もしている。ピアノも習ってた。なので、素人ながら音楽には少しはこだわりがあって知識もセンスも磨いてきたつもりだ。だが、数十枚のクラシックCDなんかを聴いていると、クラシックに関してはロックやパンクなどとは事情が違うなと感じたのだ。しかし勘違いしないで欲しいのは、クラシックが高尚だとか最も優れた知的音楽だなどとはこれっぽちも思ってなくて、そういう意味で他の音楽とは「事情が違う」と述べたのではない。

なぜクラシックは他と事情が違うのかというと、まずクラシックを聴いていてもどの音がどの楽器の音色なのかすらわからないのである。これは困った(苦笑)エレキやベース、ヴァイオリンくらいまではわかるのだが、ファゴットやコントラバスなんていわれると皆目検討がつかない。正直にいうと本書を読むまでヴァイオリンはまだしも、ヴィオラやチェロやコントラバスの奏でる音の区別すらつかなかったくらいなのだ^^;なのでオーボエなんか『のだめカンタービレ』を読んで初めて楽器の形を知ったくらいなのだから恥ずかしい(爆)

他にもわからない事が山ほどあって、ピアノとかやってたので楽譜とかはまだ読めるのだが、それ以外にホント初歩的で言うのも恥ずかしいくらい知らないことがあるのだ。恥を忍んで羅列してみると(笑)、ソナタって実際のところ何なの?なのである(笑)漠然とはわかるけど、きっちりとはわからない。バス記号、変拍子、対位法、変奏曲・協奏曲・交響詩・行進曲のちゃんとした違いもわからないので知りたい。なんか長い前置きだけど、こんな風に初歩的だが知っておきたい知識があったから『クラシック音楽のすすめ』を読んでみたのだ。

そして内容はというと、これがなかなか初心者には優しいものとなっていて、クラシック音楽はベートーヴェンの頃に貴族階級から民衆へと広がっていったとか、先に恥を忍んで述べたわからないことへの回答などの初歩知識を親切丁寧に教えてくれる。またこの作曲者ならこの系統が強いといったこと、例えばショパンやリストはピアノ音楽の代表的なものが多いとか、聴いていけばそれとなく掴めることかも知れないが、ちょっとしたミチシルベをしてくれていたりして至れり尽くせりだ。中でも大変為になったことは、〔音楽界でのエチケット〕の章。これはコンサートに赴くに際して、どうしたらいいのか?みたいなことを書いていて、言い換えてみれば「フレンチを食べるときの作法」みたいなものである。なのでまだ音楽会なんていったことないが、正装で行くメリット、オーヴァーなどの持込は音響を悪化させる、拍手の種類や重要性、などなど目から鱗な話が満載だった。

しかし、出版されて月日が経ってるせいか首をかしげてしまう箇所がある。それは、「音楽会にくる人たちは、若いうちに若さあふれる曲を愛好するのですが、だんだん成長して社会人となって、一本立ちしたときには、音楽会へこなくなってしまい、やがて男性は一定の地位も得、女性も子どもの手が放せるようになって経済的にも音楽会へ行く余裕が出来る年ごろになってくると、ふしぎと謡曲や小唄など日本趣味の音楽のほうへ行ってしまいます。」というような年をとるとクラシック離れしてしうというような事が書かれている箇所。確かに歳をとった方が演歌を嗜む方が多い気はするのですが、皆が皆日本の郷愁ただよう音楽に回帰するとは思えない。これが書かれた時代も別にそんなこともなかっただろうと思う。

だけど、上記以外は非常に有意義な内容のクラシック指南書だと僕は思う。コンサートには絶対行きたくなるし、これを機に聴き方も少し変化するだろう。メロディや旋律~クラシックの種類まで、基本的なことは網羅されてて、初心者には絶対役に立つと言っておこうと思う。。。。


ちなみに僕が好きなのはやっぱりピアノ協奏曲が多いようだ。ブラボ~~~~~~~~~~~~~~~♪w



3.9 なむなむ!



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.18 2011 【本:クラシック】 comment2 trackback0

comment

自分もピアノをやっていたので、やっぱりクラシックって気になるし、頻度はそれほどではないにしろ、聴きますね~。
なので、この本面白そうです! ご紹介ありがとうございます☆
2011.03.18 22:25
チルネコ

>惺さん

僕はまtyたくといっていいほどクラシックは聴かなかったんですが、突然開花して今はほぼ毎日ラフマニノフは聴いてます(笑)本書はガイドとかではないのですが、クラシックに関する基礎をしりにはうってつけだと思います^^
2011.03.19 22:00

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