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『ゴッドファーザー』 フランシス・フォード・コッポラ

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『アンタッチャブル』を記事にした際オススメ頂いたというか、マストだぜ!と言われていたので、気になっていた作品。とても有名な作品であるので粗筋は割愛してもいいとおもうけど、ザックリ述べるとニューヨークに居を構えるマフィア・コルレオーネファミリーの繁栄と凋落といった彼らの皺勢を描いた名作。

時代を得た作品であるので画質はいささか懐かしい荒さがあるけれど、それがあるから時代の迫力というよなものが感じられる。デジタルリマスターでさえ意図的に残したのではないのかな。その映像の中、ドン・コルレオーネ演じるマーロン・ブランドの臈長けた威厳と重層な迫力は圧巻。あのすべてのトーンの低さ。シブミ。マフィアに憧れてやしないけど、文句なしに格好が良すぎる。『アンタッチャブル』のケヴィン・コスナーが霞んでしまったほど。マイケル・コルレオーネ演じるアル・パチーノの徐々にマフィアに馴染んでいく様も見応えがあった。というか歳を経た彼の像が強いので、当時の若さとのギャップに驚いちゃったと告白しましょう。あの内省性は演技で出せるものなのかすら半信半疑。ロバート・デュパルも味わい深い。

マフィアの抗争を描いてるとおもいきや、ウェイトの比重はファミリーを通しての人間の絆を主としていたように思う。ドンを忠実に慕うのも、ドンが引退して世代交代する時の周りの動きも。家族と文字通りのファミリー(仲間)との絆が、様々なセリフやシーンを漆黒の鮮やかさで訴えかけてくる。

有名なテーマ曲が流れるシーンが流れたときは、デジャヴのようにゾクッとしたけど、ここで流れるんだという違和感があった。時間がたてばあそこがベストのような気がするのだけど、初めはてっきり主役級の人物が壮絶な最後を迎えるシーンとかで流れるのかなと勝手に思い込んでしまって恐縮した。弱音を吐きたくなったら、本作のサントラを聴こうと思う。そしたらあのイタリアの牧歌的な中の至福、爽やかなのに凛々しい感覚を譲ってくれる気がする。

果物屋での襲撃、愛馬の首、料金所での乱れうち、なんといってもラストの用意周到な起死回生のはなれわざ。印象的なシーンも多く当分忘れそうにない。でも、庭で子供と戯れてる時の彼の行く先は、生涯をかけて築いたものが崩壊するならまだしも、何の関係のない場所でああいった様子になる彼のシルエットが心臓にこびりついて剥がれない。ゴッドファーザー。哀切の人。




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.15 2016 【映画:ノワール】 comment0 trackback0

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